WONDERSの谷です。
今回はFRP補修をご紹介いたします。
こちらはM3、シュニッツァーのフロントリップ。カーボン部分がバキバキに割れているのを直していきます!
まずは2液のボンドで形を固定します。
カーボン部分にはパテなどが使えないので、黒色のボンドが活躍します!
形がきまれば、裏からファイバーで補強します。樹脂はすぐ固まってくるので、貼るサイズと、枚数を用意しておきましょう!
裏が終われば次は表面を綺麗にしていきます!こちらはクリアレジンと呼ばれる透明度の高い樹脂になります。
底面は黒を塗るので、パテとサフで仕上げます。
黒が塗り終わり、ボディカラーの白を塗る前です。
カーボン部分をマスキングします。
ボディカラーを塗ってクリアーで締めます。綺麗に直りました!
カーボン目が生きていれば表面の樹脂が割れていても綺麗に直す事が出来るので、割ってしまっても諦めずに、まずはご相談ください!
ありがとうございました。
NDロードスターのカーボンパーツのリフレッシュをさせて頂きました。
こちらは完成写真。 フジムラオートさんのコンプリートエアロ装着車です。
ぱっと見判らないのですが、カーボンパーツのクリアコートの黄ばみ始めてきました。
普通に見れば十分キレイなのですが、新品時を知るオーナーだからこそ、気になってしまう部分ですよね~。
そこで今回は普通にクリアをやり直すのではなく、透明な黒、キャンディブラックでの塗装でカーボンパーツのリメイクにチャレンジ!
写真は取り外し、オリジナルのクリアを剥がしたカーボンパーツ達。
クリアを剥がし、塗装の準備作業中のボンネット。
ペイントされた各パーツを組み付けていきます。
キャンディーブラック塗装にしたことで、精悍さが増しました。 色が乗るのでカーボン感が薄れますが、近寄るとブラックの下にカーボンの目が見えるというトリッキーな仕上げがマニア心をくすぐります!
最後にガラスコーティングを施工して完成。 ディープな艶が出ただけでなく、塗装面の保護もバッチリです。
ヤレてしまったカーボンパーツ、諦めないで!
是非、リップまでご相談下さい。