施工事例

ポルシェ987ケイマンS:走行会仕様

ここ数年、輸入車でサーキット走行を始めたいという方にお勧めしている987ケイマン。
新たな987が鈴鹿サーキットを駆け抜けました。 
アルファロメオ147GT-Aでサーキット走行を楽しんでこられたO様がケイマンSへステップアップです。
RIPカーセールスより車両をご購入頂き、車両到着と同時にサスペンションをKWクラブスポーツに!
ストリートでは突き上げ感が少なく、これで大丈夫?!というくらい乗り心地が良いのですが、サーキット走行の速度域ではしっかりとタイヤを働かせてくれます。 サーキットといえでも荒れた路面の多いヨーロッパで鍛えられたサスペンションだけあって、条件の整ったところでのスーパーパフォーマンスよりも、様々は路面でも対応できるトータルバランスを重視したベースセッティング。 これに伸び側、縮み側独立して減衰力が変更できるので、1セットで様々なコースに対応したいアマチュアレーサーにはうってつけのサスペンションです。
ブレーキパッドはエンドレスMX72へ。
サーキットユースをメインにしつつ、低温から効いてくれるので、自走でサーキットへ通う我々のようなユーザーにピッタリのブレーキパッドです。
ROTORAのステンレスメッシュ・ブレーキホースへの交換も検討していたのですが、GruppeMのものがすでに装着されていましたので、そこはそのままで。  タイヤはアドバン・ネオバです。
987ケイマンはデビューから時間も経ち、中古車の価格もお手頃になってきました。 エンジンは基本的にノーマルでも十分パワフル、しかも壊れない。 3ペダルのMTも選べますし、パーツも豊富です。 サーキット歴中級くらいの方で、クルマの改造そのものより、走る時間を増やしてさらに腕を磨きたいという方にお勧めの1台です。