施工事例

日産S15シルビア: フレーム修正

鈴鹿サーキットのチャレンジクラブ常連、M様のシルビア。
かねてからコーナリング時の左右のコーナリング特性の違いが気になっていたとのことで、ついにフレーム修正に踏み切りました。

プロドライバーに鈴鹿サーキットで運転してもらう機会があり、その際に「左右のコーナリング特性の違うため、全開で攻められない」との指摘を頂き、フレーム修正に踏み切られました。

大きな事故で歪んでしまったボディを矯正するグローバルジグに車体をセット。 
新車状態での各部の数値に合うようにフレームのねじれ、ゆがみを直していきます。 数値を合わせるためにむやみにあちこち引っ張れば良いという訳ではなく、各車種の構造や使用されている金属の特性に合わせて様々なコツがあり、細心の注意を払って作業をしてゆきます。 この辺りは経験・知識共に豊富な熟練のスタッフによる作業で仕上がりに各段の違いが出てきます。
ボディのゆがみが矯正されたところで、改めてアライメント調整。
そして、鈴鹿でクルマのフィーリングをチェック。
走り出してすぐに違いを体感! 左右で違和感のあった操舵感も解消され、より思い切ってコーナーに突っ込み、脱出でもいち早くアクセルオンできるようになりました。
この日は新品のRE-71RSをおろしたこともあり、自己ベストを更新! 
ボディのゆがみを矯正し、サスペンションが適正な動きをすることで、パワーがきちんとタイヤに伝わるようになりました。 
パワーアップ以外のところでクルマを速くする=壊れにくいクルマづくりというのもアマチュアがモータースポーツを続けていく上では大切なことですよね。
新たな課題も見えてきたシルビア君ですが、これからもチャレンジクラブで頑張ってもらいましょう!