施工事例

アバルト124スパイダー:クラッチホース&ターボブランケット取付

サーキットで度々ご一緒させていただいているアバルト124スパイダーがご入庫いたしました。


今回は、クラッチホースとターボブランケットの取付です。


まずは、クラッチホースの交換です。
クラッチホースをよく見ると、少しフルードが漏れているのがわかります。
このまま放置していますと、いずれフルードが空になり、クラッチペダルがスカスカでギヤが入らなくなる危険性があります。
これらのトラブルを回避のために、クラッチホースを交換します。


取り付けるのは、クスコのステンメッシュダイレクトクラッチライン。
元々クスコからは、アバルト124スパイダー用は販売されていなかったのですが、お願いをして作っていただきました。
画像は、NDロードスター用。124スパイダー用は、これよりホースが少し長くなります。
接続部の形状はNDロードスター用と同じです。


交換完了。 体感としては少し感じにくいかもしれませんが、これでハードなスポーツ走行も安心です。
クスコのステンメッシュダイレクトクラッチライン(アバルト124スパイダー用)をご購入希望の方は、RIPまでお問い合わせください。


また、ターボブランケットも取り付けさせていただきました。画像は取付前。
純正の薄い遮熱板では熱を抑えきれず、エンジンルーム内はかなりの高温になります。
タービン周りの温度がとても高く、一部配線を溶かしたりしていたので、熱対策としてターボブランケットを取り付けます。


ターボブランケットとは、タービンからの熱を遮断し、エンジンルーム内の温度上昇を抑え、配線やECU等重要な部品を守るサーモバンテージのような耐熱布です。
見た目は布っぽいですが、裏面は細い金網状の針金が張り巡らされています。


取り付けは、比較的簡単です。
優れた遮熱効果で夏の熱対策にもなります。 またエンジンルームのドレスアップ効果も得られる一石二鳥の優れものですね。


こちらのアバルト124スパイダーは、本日セントラルサーキットで開催中のチャオイタリア2022で、弊社代表の土肥とアバルトレースに参戦いたします。
チャオイタリア2022の模様も後日レポートいたします。
お仕事をいただき、ありがとうございました。