施工事例

AMG-GT:ロベルタ リフターシステム取付

RIP広報の原です。
メルセデスAMG-GTにロベルタ製・リフターシステム&専用ローダウンスプリングを取付させていただきましたので、ご紹介いたします。


入庫時:ノーマルサスペンションでの車高です。


純正サスペンションにロベルタ専用ローダウンスプリングと車高を上下する「カップ」と言われるパーツを組み込んだ状態。
車高調サスペンションやローダウンスプリングの装着で、シャープなハンドリングと精悍なルックスを得られる反面、段差を乗り越えたりする際にリップスポイラーやマフラーを擦ってしまう苦い経験も…。
このシステムを純正ショック、または今ご使用中の車高調キットに装着(車種による)すると、ボタン一つでフロントの車高を上げることができるようになります。 その性能は1秒間で最大90mm(数値は車種により若干異なる)となっていて、段差越えやスロープ通過の際に緊急避難的に車高を上げることが出来ます。


車高の上げ下げが可能なサスペンションとしてはエアサスが代表的ですが、エアサスはバネサスを取り払い、常時全ての車重をエアの力によって支えるという構造に変更してしまうパーツ。
ロベルタの場合は、走行時は通常のサスペンション(バネ)が機能し、足回りの強度・耐久性・走行スタビリティはそのままに、必要な時だけリフトアップさせる部品が追加されている=通常のサスペンションの機能を補完する部品という扱いで、構造変更をすることなく車検にも対応します。


ロベルタリフターシステムは、カップを組み込んだサスペンション部分と、タンクやコンプレッサー等が組み込まれたBOX部分で構成されています。 通常はそのBOXをトランクルームに固定、配管、配線となるのですが、今回はオーナー様からのご要望で、ユニットをバラしてなるべく邪魔にならないところに収納させて頂きました。


ロベルタを組み込んだ状態です。
ローダウンして最低地上高もタイトになりましたが、リフターシステムという必殺技があるので、コンビニやガソリンスタンド、立体駐車場など、ストレスなくお出かけを楽しんでいただけるかと思います。
お仕事をいただき、ありがとうございました。