施工事例

BMW X6 走行中Blu-rayを視聴したい! a/tack製インターフェイスユニット取付

今回は BMW X6(F16) に、a/tack(アタック)製の マルチメディア・インターフェイスユニット を取り付けさせていただきましたので、その作業内容をご紹介します。
純正ナビゲーションシステム(NBT EVO)は非常に高性能ですが、“駆け抜ける歓び”を満喫させる為の心憎い演出としてなのか、DVDはおろかBlu-rayディスクの再生や、HDMIの外部入力機能が有りません。
当然、それを不満に感じておられるオーナー様も多く、今回はそのようなニーズに対応できる優れもの、a/tack製インターフェイスユニットを取付させて頂きました。

a/tack製 BMW専用インターフェイスユニットは純国産の信頼性の高いインターフェイスユニットです。
BMWに限らず、これらのインターフェイスユニットの特徴として、ナビ本体(ヘッドユニット)とディスプレイモニターの間に割り込ませる物が多いのですが、このユニットが壊れてしまうと、ヘッドユニットから出力された映像を正しくディスプレイに送信できなくなってしまい、バックカメラ等の映像も表示できなくなってしまいます…。
海外製の安価なユニットもありますが、前述のような理由からRIPでは信頼性の高いこちらのユニットをお勧めさせて頂いております。

作業に関しては、線やコネクタをつなぐだけ!と書かれているHPもありますが、実際にやってみると色々なノウハウの必要な作業です。
配線や機器に負荷のかからない取り回しや配置を試行錯誤し、デリケートでひとつひとつが重たい革巻きのパーツを丁寧に取り外し/復旧するのはそれだけで骨が折れます…。

DIYでの取付も出来なくは無いですが、日曜大工で例えるならこのインターフェイスユニットは「木材」であり、説明書には「こんな感じで切って固定してください」としか書かれていません。
まっすぐに切る方法や、場所によってはボンドで固定して、下穴を空けてから木ねじを打つ…という工程は施工のノウハウとして簡略化されており、仕上がりや耐久性を左右するのはあくまで取付側の技量に依存する製品となっております。
取付後は直接見る事が難しいユニットですが、プロの仕事として胸を張れる仕上がりになる様、見えない所こそ注力して日々努力しております…。

話が少し逸れましたが、コンソールを分解し、試行錯誤した位置へユニットを設置します。(写真は仮置き試運転の様子です。 実際は他の場所へ固定しています)
今回はBlu-rayディスクを視聴できるようにしたいとのご用命でしたので、追加でBlu-rayプレイヤーも設置させて頂きました。

Fire TVやApple TVも接続できるよう、HDMIコネクタとUSB端子はセンターコンソール内へ設置させて頂きました。

取付後、しっかりと試運転を行いましたが、このインターフェイスユニット、かなり多機能で操作説明書はサラッと使いたいオーナー様は少し複雑でしたので、簡単な取り扱いポイントを纏めたオリジナルの説明書も作成し、ご納車させて頂きました。
BMW X6 のような高級SUVにお乗りのお客様にとって、「純正機能の維持」と「追加機能の自然な融合」は非常に重要なポイントかと思います。

信頼できる部品でスマートに後付けしたい!
将来的に他のデバイス(地デジ・Fire TVなど)も使いたい!
という方には非常におすすめのカスタムメニューとなっております。
気になった方はお気軽にお問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事でお会いしましょう!
お仕事をいただき、ありがとうございました。