施工事例

アルピーヌA110:カナードを3Dプリンターで製作

RIP広報の原です。
ルノー アルピーヌA110のフロントカナードを3Dプリンターで製作・取付させていただきましたので、ご紹介いたします。


アルピーヌA110の純正バンパーの形状を3Dスキャナーでデータ取りします。


マクラーレンやアバルト124スパイダーなどで製作実績のある、RIPの特製支柱付き2枚羽根のカナードをA110用にキャド上でアレンジし、3Dプリンターで作成しました。


カナードの役割は、タイヤハウス上方への気流を作り出し、タイヤハウスの中に滞留する空気を引っ張り出すことで、ダウンフォースを得ることにあります。 これによりフロントタイヤを地面に押し付ける力が働き、グリップが増す=ハンドルを切ったほうへ曲がりやすくなる、ということになります。


RIPオリジナルの3Dプリンター製カナードは鈑金用の両面テープでボディへの装着が可能です。
本体が軽量で、空気を受けすぎない形状に設計されているので、これで外れることはありません。
(競技車両など、ハードに使用される車両の場合はボンド止めを推奨)


車両のスペック、走行するサーキットなどに合わせ、カナードの幅や角度などもキャド上で変更して、出力可能です。 ご興味のあるA110オーナー様、お気軽にお問合せください!


オーナー様に喜んでいただきました。 
お仕事をいただき、ありがとうございました。