施工事例

ビート 左ドア鈑金修理

RIP広報の原です。
昨年キャンディレッドにオールペンさせていただいたホンダビートがご入庫いたしました。


左ドアの鈑金修理をさせていただきましたので、ご紹介いたします。

オールペン記事→ https://www.rip-jb.com/archives/13136
昨年のオールペン後、各地のイベントに参加され、ビートライフを満喫されていたのですが、あいにく近所で買い物中に駐車場に当てられてしまったとのことです。


被害としては、左ドアのヘコミ、擦り傷とドアミラーの破損です。


まずは、へこんだ鉄板を、引っ張り出します。
この場所は、裏側から叩いたり出来ない場所なので、スタッド溶接機を使って、表から引っ張り出していきます。
細かくデコボコしたところを、ハンマリングで均していきます。


これらを繰り返して表面を整えたら、パテを薄く塗って歪みなどを無くしていきます。


サフェーサーを吹いて、さらに均します。


ドアを塗装します。 キャンディレッドは、まず下色となるメタリックカラーを塗りはじめます。


下色は、カッパー(銅)のような色で少しラメが入っています。


下色の塗装後、半透明の赤色=キャンディレッドを上色として塗り重ねます。


光が半透明の赤色を通り、下のメタリックカラーに反射して、飴玉(キャンディ)のような発色になります。


フロントバンパーも飛び石などの傷を修理します。
キャンディレッドは、特殊な塗装ですので、パーツの一部だけを塗るボカシ塗装が出来ません。
よって、小さなの傷でもパーツ全体の塗装となります。


塗装後、丁寧に磨きます。


フロントバンパーにプロテクションフィルムを貼らせていただきました。
どこに貼ったかわからないくらい、目立ちません。


またRIPのカスタムブランド、RK DESIGNのハチマキも貼らせていただきました。
シースルーのメッシュタイプなので、視認性も良好です。


作業完了です。


小さい車両ですが、エアロやカラーの印象が強く、存在感が大きいですね。
こだわりのビートを、これからも大事に乗っていただければと思います。
お仕事をいただき、ありがとうございました。