RIP広報の原です。 いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
エッセノーヴァの鈑金修理をさせていただきましたので、ご紹介いたします。
エッセノーヴァとは、滋賀県大津市のK’sMARTさんが製作・販売している、ダイハツエッセをベースに、お洒落でかわいいクラシックスタイルのオーダーメイドコンプリートカーです。
修理場所は、主にフロントフェンダーからリアフェンダーまでの左側面全体です。
今回は、左の前後ドアはダイハツ純正の中古品と交換し、カスタムパーツとなっているボンネットやフェンダーは修理をしていきます。
フロントフェンダー(フロントフェイスと一体)は全てFRPなので、欠損した部分をガラスマットとポリエステル樹脂で裏から積層していきます。
表からはパテを薄く塗り、硬化後にサンダーなどを使い表面を削って形を整えていきます。
左リアクォーターパネルのヘコミは、損傷個所の塗装を削って、鉄板面をむき出しにします。
細かくデコボコしたところを、ハンマリングで均していきます。
へこんだ鉄板をスタッド溶接機を使って、表から引っ張り出していきます。
パテを薄く塗って硬化したら、細かいデコボコをとるためサンダーなどを使い表面を削ります。
粗い研磨紙から順番に使って、自然な仕上がりになるように表面を滑らかにしていきます。
修理箇所にサフェーサーを吹き付け、研磨して下地処理をします。
各パーツの足付け作業を行います。
塗装する色を調色します。 試し吹きした塗り板をボディに貼り、様々な角度から確認し、同じ色になるよう微調整を繰り返して色を作っていきます。
色が決まったら、塗装ブースでボディ同色に塗装します。
数回に分けて、ムラがないことを確認しながら慎重に塗装していきます。
塗装完了後は、乾燥させてから表面を磨いて綺麗にしていきます。
組付けて、仕上げ磨きをして修理は完了。
元通り綺麗に直すことができました。
お仕事をいただき、ありがとうございました。