施工事例

キャンピングカー セレンゲティ カスタムオールペイント

広報の原です。 キャンピングカー「ファンルーチェ セレンゲティ525」のカスタムオールペイントを施工させていただきましたので、ご紹介いたします。

お客様のご希望や、キャンピングカーライフのご様子などを伺い、複数のデザインをご提案し、オーナー様と打ち合わせを重ね、“翼”と走り出しそうな躍動感のあるラインを組み合わせた最終デザインに決定しました。
今回の施工では、グラフィックのみならず、ボディ全体を塗装する「全塗装」を行いますので、カラーにもこだわりました。

元々の車体色はソリッドのアイボリーですが、レクサス純正のパールホワイトに、3Dフレークを加えた特別なホワイトをベースカラーとします。

さらに5色のメタリックグレーで立体感を演出し、差し色には光の当たり方で色が変わるマジョーラカラーを採用しました。

施工前の状態。
オーナー様のトレードマークである“翼のデザイン”のリバリーを製作させて頂いているのですが、今回は翼に“風の流れ”をイメージした、ダイナミックなデザインをプラスしていきます。

それでは作業開始です。
まずは既存のステッカーを剥がし、バンパーなどのパーツを取外していきます。

その後、塗装の密着性を高めるための下地処理(足付け)を丁寧に行います。

ルーフは遮熱・UVカット効果のある専用塗料で塗装。

この遮熱塗装により、夏場の車内温度の上昇を抑える効果が期待できます。

続いて、ボディ全体のマスキング作業へ。
窓やオーニングなど塗装しない部分をしっかり保護し、いよいよ塗装に入ります。

ベースカラーは、3コートパールで仕上げた上品なホワイト。

深みと高級感のある輝きが特徴です。 磨く前なので、その片鱗が見えるだけですが…。

リップスポイラーやバンパーなどのパーツも同様に塗装していきます。

塗装後は「ブツ取り」と呼ばれる表面の異物除去作業を行います。
通常は専用ブースで塗装しますが、キャンピングカーはサイズの関係でブースに入らないため、作業スペースでの塗装になります。 そのため、通常よりホコリなどが付きやすく、さらにボディの面積も広いため、このブツ取り作業にはかなりの時間と手間がかかります。

下地を整えた後、プロジェクターでデザインをボディに投影し、そのラインに沿って丁寧にマスキングしていきます。

この工程は仕上がりを左右する非常に重要な作業。

全体のバランスを見ながら慎重に進めて、ようやくグラフィックのアウトラインが仕上がりました。

それでは塗装です。

「マスキング → 塗装 → マスキング → 塗装」を繰り返しながら、5色のメタリックグレーを順番に施工。
塗装する順番は、塗装職人しか分からないほど複雑で、素人の私が側で撮影していても全然流れが分かりません…。

最後にアクセントとなるマジョーラカラーを入れて、グラフィック部分の塗装が完成します。

マスキングをすべて剥がした瞬間、全体のグラフィックが一気に現れるこのタイミングは、毎回ワクワクする瞬間です。

仕上げにクリア塗装を何層も重ね、深いツヤを出します。

その後、再度ブツ取りと磨きを行い、細部まで美しく整えます。

外していたパーツの組付け後、最後に手書きでサインも入れさせていただき、すべての作業が完了しました。

もともとルーフ部のリメイクのご相談からスタートしましたが、補修作業なども含め、最終的にオールペイントへ。
世界で一台のカスタム・セレンゲティが完成し、オーナー様にも大変喜んでいただきました。

この施工の様子は、YouTubeでも公開しています。

塗装職人の技術をぜひご覧ください!

新しく生まれ変わったこのキャンピングカーで、これからも日本中の旅を楽しんでいただければ嬉しく思います。
お仕事をいただき、誠にありがとうございました。