広報の原です。スバルのWRX STIが整備のためご入庫しました。
車高調サスペンション、ブレーキ、クラッチの交換をさせていただきましたので、その模様をご紹介いたします。
せっかく交換するのであれば少しスポーティーな方向にアップグレードしたい!、というオーナー様の意向で、モータースポーツの世界で活躍しているブランドの製品を使用しての「メンテナンス・チューン」といった内容になっています。

まずはクラッチ交換から作業を進めていきます。

このクラッチはエンジンとミッションの間に取り付けられているため、交換するにはミッション本体を車両から取り外す必要があります。

今回取り付けるクラッチは、CUSCOのカッパーセットです。
ラリーを中心に様々なモータースポーツフィールで高いシェアを誇る信頼性の高いメーカーです。
カッパーセットは純正同等の使用フィーリングながら、圧着力が高くスポーツ走行にも対応するモデルです。
写真はありませんが、クラッチホースもCUSCOに交換しています。

クラッチを新品に交換することで、発進時のスムーズさ、シフトチェンジのフィーリング、滑りの防止といった性能がしっかりと回復します。


ミッションを取り外した状態で、内部(ミッションハウジング内)も丁寧に清掃します。
長年の使用で溜まったクラッチダストや汚れをしっかり除去することで、トラブル防止につながります。
クラッチ交換と同時に、レリーズベアリングも新品へ交換しています。
ベアリングは消耗品でもあるため、クラッチ交換のタイミングで一緒に交換しておくことで、「異音が出る」「操作が重くなる」といったトラブルを未然に防ぐことができます。

続いて、足回りのリフレッシュ作業です。 今回交換するサスペンションはTEIN FLEX-Z。
乗り心地と走行安定性のバランスに優れたサスペンションキットで、街乗りからスポーツ走行まで楽しく運転して頂けるかと思います。

ヘタってしまったサスペンションを交換することで、走行中の安定感向上、コーナリング性能の向上、乗り心地の改善といった効果が期待できます。

さらに、ブレーキ周りも同時に交換。 ブレーキパッド、ローター共にDIXEL製を使用しています。
パッドはストリートから軽めのスポーツ走行まで対応できるType-S、ローターはスリット入りのType-SDをチョイスさせていただきました。

ブレーキローターとパッドをセットで交換することで、当たり面がしっかりと馴染み、より安定した制動力を発揮します。 ローターを交換する場合はパッドと同時交換をお薦めいたします。

足回りの部品を交換したあとは、アライメント調整を行います。
しっかりと数値を調整することで、直進安定性の向上、ハンドリングの改善、タイヤの寿命延長につながります。
すべての作業が完了し、日常走行はもちろん、スポーツ走行もより安心して楽しめる状態に仕上がりました。
走行性能も、ドライビング・フィーリングも向上させることのできる、アップグレードパーツを使用したメンテナンス。
ご予算や使用状況に合わせてご提案できますので、ご興味のある方はお気軽にお問合せください。
お仕事をいただき、誠にありがとうございました。