ポルシェ718ボクスターがご入庫致しました。
今後のサーキット走行用にサベルトの4点式シートベルト取付をご依頼頂きました。
ストリートでの使用がメインのお車ということで、バケットシートへの換装はせず、純正シートに4点ベルトを装着というリクエストです。
冬場のオープンエアにはシートヒーターも必要ですしね…。う~ん、地味に難題…。
718ボクスターの純正シートはヘッドレスト一体型で、ネック部にベルトを通す穴がなく、そのまま4点式シートベルトを取り付けてもショルダーベルトが両サイドにずり落ちてしまうのです。
対策として、肩の後ろ側にショルダーベルトを固定するためのベルトを作成しました。
このベルトをシートのヘッドレスト部に装着し、ショルダーベルトをリング部に通すことで、理想的なポジションとはいきませんが、 ドライバーの両肩をホールドすることができるようになりました。
4点式シートベルトを使用しないときは、シートの後ろに収納しておきます。
RIPでは、お客様のご要望に応じて、このような特注アイテムを製作することが可能です。
3Dプリンターを使用した小物パーツ、エアロパーツのワンオフ製作も行っております。
お気軽にご相談ください。
お仕事をいただき、ありがとうございました。
ポルシェ カイエンが修理のため、ご入庫いたしました。
修理内容は、リアバンパーの損傷による鈑金塗装です。
今回の傷は、バンパー交換ではなく、また場所的にもバンパーを外す必要がないので、このまま修理いたします。
マフラーや赤い反射板などを外し終わった後は、パテをつけて手作業で形を整えていきます。
パテを盛っては削ってといった作業を繰り返し、形や高さを本来の形状となるよう指の感覚でミリ単位まで修正していきます。
サフェーサー(下地処理剤)を塗って研ぎます。
オリジナル塗装は残したいので、出来る限り小さな範囲で直していきます。
続いて塗装です。
車のカラーコードに合わせた塗料をそのまま使うのではなく、紫外線等で変化した色合いに合わせて色を調色して塗装します。
小さなキズ、へこみから大きな事故まで、RIPの経験豊富なスタッフにより新品のように綺麗に仕上げます!
お仕事をいただき、ありがとうございました。
車検でお預かりしたH様のポルシェ ケイマンSのPADMエンジンマウントを交換しました。
981、991、718でスポーツクロノPKGのオプションを装着すると、PADM(Porsche Active Drivetrain Mount)というエンジンマウントの硬さを、コーナーリング時など走行状況に応じて変化させる電子制御のエンジンマウントが装着されます。
今回はそのエンジンマウントの故障による交換です。
故障すると、画像のようなエラーメッセージが表示されます。
高価なパーツな上に、壊れやすいということで、反対側の故障や再発の事を考え、電子制御のエンジンマウントではなく、固定のエンジンマウントへの交換をご提案させて頂きました。
理論上の走行性能は下がりますが、その性能をしっかりと体感できるほどの走行シーンは稀だと思います。
左が元々装着されていた電子制御のエンジンマウント、右が今回装着するソリッドエンジンマウントです。
可変マウント、税込みで約23万!
固定式マウント、税込みで約4万円!!
作業は下側からエンジンミッションを支え、マウントの交換作業を行います。
交換完了。あとは、コーディングでPADM無しのプログラムに書き換えて終了です。
PADM無しのプログラムに書き換えましたが、スポーツプラス機能や、ストップウォッチは問題なく作動します。
※あくまでPADMの項目だけ無効にしています。
これでエラーも消えて、この先も安心してお乗り頂けるようになりました。
PADMエンジンマウントは素晴らしい機能ですが、高価なパーツで故障しやすいとやはり困りますね。
同じような症状でお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。
今回は信頼のおける優良社外品で揃えさせて頂きました。
パッドは100年以上の歴史を誇るドイツの摩擦材メーカー、TDMフリクショングループのTEXTAR(テクスター)。
ローターも同じくドイツのZimmermann(ジマーマン。) モータースポーツにも積極的なメーカーです。
ポルシェのEV、タイカンがご入庫。
タイカンって「若い元気の良い馬=若駒」を意味するトルコ語だそうです。
馬のエンブレムのポルシェから生まれたニュータイプにピッタリなネーミングですね。
オーナーのK様は様々なお車でカスタマイズやサーキット走行を楽しまれておりますが、タイカンに関してはシティークルージング専用ということで、プチカスタム。
やはり気になるフェンダーとのギャップを埋めるため、スペーサーとロングボルトの装着です。
タイヤを外してビックリ! この純正21インチ、タイヤもホイールものすごく軽い!
航続距離を伸ばし、さまざまなパフォーマンスを上げるため、ポルシェが細部までこだわっていることを実感。
スペーサーはIIDデザイン。 PCD:5-130、厚さ10mmです。
装着完了。
アクティブサスペンションなので走行時はもっとカッコ良いローダウン状態にできます。
なかなかお目にかかることのできない貴重な車両のお仕事を頂戴し、ありがとうございました!
KWの車高調、TITAN-7の鍛造19インチ+BSポテンザRE-71RSと足元もバッチリ。
車両はポルシェ・マカン。 ローダウン以外目立ったカスタマイズはされていないようですが…。
リアに注目して頂けると…。
サーキットでのパフォーマンスとドライビングの楽しさアップを狙い、タイヤとサスペンションを新調!
車高調サスペンションはオーナー様のリクエストでXYZの上級モデル「ST」。